レポート掲載内容
・おでんの季節、練り物は10月に一気に支出金額が増える
・魚肉練製品は、対10年前比97.6%
・練製品の中で10年前と比較して下降したのは、揚げかまぼこだけ
・支出金額からヨミトル販促の可能性 ①3月と7月のヤマ
・①3月と7月のヤマ 牽引しているのは、東北地方
・①3月と7月のヤマ 東北に学ぶかまぼこの販促は、季節限定商品と企画
・価格推移からヨミトル販促の可能性 ②魚介加工品の潜在能力
・②魚介加工品の潜在能力 生鮮魚介の価格上昇で、魚介加工品需要が高まる
・②魚介加工品の潜在能力 レシピ提案で魚介加工品は加工肉に代われる
・消費者トレンドからヨミトル販促の可能性 ③タンパク質ニーズ
・③タンパク質ニーズ 摂取目的が、筋トレのため→ 健康維持のため へ変化
・③タンパク質ニーズ CVSに学ぶタンパク質の販促は、タンパク質強化商品
・練り物拡販のポイントは3つ
事実 | ・おでんの材料である練製品は10月以降販売が伸長 ・魚離れが言われて久しいが、練製品は魚介の中では好調カテゴリー ・10年前対比で、揚げかまぼこは販売不調 ・かまぼこ/ちくわなどその他練製品は、概ね好調 |
仮説 | ・3月と7月にかまぼこの販売のヤマがあり、東北の販促がヒントとなるのでは ・近年、生鮮魚介の平均価格が上がっていることもあり、 手軽に購入できる魚介加工品の需要が今後上昇する期待感があるのでは ・良質なタンパク質への関心が高まっており、練製品の追い風になるのでは |
提案方法 | 弁当、サラダなど日常生活への食提案強化 |
注目商材 | 催事用季節限定の商品開発 |
宣伝販促 | 魚介製品としての良質たんぱく質訴求 |
一言コメント | 10月はおでんが恋しくなる季節。おでんといえば主役は練り物。魚離れの進む中で、魚介製品として比較的安定はしていますが、少し地味なカテゴリーです。季節指数では圧倒的に年末がピークなのですが、それを除くと3、7月にヤマがあり細かく見ると東北の催事販売が牽引してます。近年タンパク質への関心の高まりを利用して全国規模の仕掛けを取り組むことで伸長の可能性は大です。 |

小暮 豊
大手スーパーやCVSで商品部の責任者など歴任。
現在、NPO理事、メーカー顧問等
おでんの季節、練り物は10月に一気に支出金額が増える
他の魚肉練製品は11月から大幅に上昇

魚肉練製品は、対10年前比97.6%

3月と7月のヤマ 東北に学ぶかまぼこの販促は、季節限定商品と企画
様々なイベントと関連させ、かまぼこ市場を盛り上げている

タンパク質ニーズ CVSに学ぶタンパク質の販促は、タンパク質強化商品
企業名+たんぱく質での検索が近年増加

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