ヨミレポ11月号

「ワイン予報はボジョレーのち日本」

レポート掲載内容

外食を除くワインへの支出金額は、増加傾向
・初物が好きな日本人は新米の2倍 ボジョレーヌーボーを検索している
・ボジョレー・ヌーボー解禁日は1年で最もワインが売れている日
ところが2013年をピークに、ボジョレー・ヌーボーの輸入は激減
・ボジョレーブームは限界か?要因は ①価格が高い
ボジョレーブームの限界か?要因は ②新しい層を取り込めていない
・ボジョレー効果が衰退している中、国内醸造ワインが注目されている
・国内醸造ワインの中でも、最近特に注目されているのが日本ワイン
・因みに輸入ワインの内訳は、主にチリ/フランス/イタリア/スペイン
日本ワインの普及を目指す大手メーカーの取り組みが活発化
・参考:環境の変化①酒類の売り場が様変わり
・参考:環境の変化②売場と販売数のギャップは価格訴求が要因?
・参考:環境の変化③収入の低い層のワイン支出が増加している

事実・日本人のワインへの支出金額(外食を除く)は増加傾向
・輸入ワインはチリ産/フランス産が好まれている
・ボジョレーヌーボー解禁日は、1年で最もワインが購買されている日だが、2013年をピークに激減、シェアはまだ低いが国産醸造が話題
仮説・ボジョレーヌーボーは割高感などで、市場活性の役割が低いのでは
・ワイン自体の敷居の高さが崩れ、さらなる購買拡大につながるのでは
・日本ワイン×和食のペアリングが市場盛り上げの有効な手段になるのでは
提案方法ワインと食の提案
注目商材日本ワイン
宣伝販促気軽に飲めるをアピール
一言コメント11月はボジョレーヌーボー、イベントとして低調になりましたがその原因とこれからのワインの可能性についてレポートしました。売場が大きく変化し、格式高い雰囲気のあったワインも低単価、カジュアル飲みの傾向があります。また国産のぶどう100%で製造される日本ワインが市場拡大のキーとなりそうです。

小暮 豊

大手スーパーやCVSで商品部の責任者など歴任。

現在、NPO理事、メーカー顧問等

外食を除くワインへの支出金額は、増加傾向

コロナ以降、ワインを家飲みしている人は着実に増えている

ところが2013年をピークに、ボジョレー・ヌーボーの輸入は激減

ボジョレーブームの限界か?要因は ②新しい層を取り込めていない

ボジョレーが若い人などを取り込める販促効果は見られない

日本ワインの普及を目指す大手メーカーの取り組みが活発化

ワインと食事は産地でペアリング

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