レポート掲載内容
・10年前より支出金額は高いが、2018年から連続して減少している。
・高価格チョコレートの定着化は失敗?30代は2018年に跳ね上がるが2年で元の水準へ
・若い世代がけん引してきたチョコレート文化は終わり?30代以下が5年間で最低に
・バレンタインは「チョコを買う日」からコト・トキ消費へ進化
・2月14日は本当に仲の良い友達と過ごす日に
・より賢い消費者へ 時代も・人も・バレンタインも みんなサステナブル
・もう「義理」は古い!みんなに「感謝」を伝えよう
・検索についてはまだ「義理チョコ」が強く、2021年では14日がピーク
・「感謝チョコ」「自分チョコ」に通年チャンスあり?
・コロナ禍の影響か?友チョコは手作りから市販品へ
事実 | ・2月のチョコレート支出金額が年々下がっているが、Instagramに投稿するハッシュタグ「#バレンタイン」は年々増加している ・20~30代が2月のチョコレートの購買を牽引していたが、 2021年は5年間で最低。一方で2021年は40代、50代の支出金額が増えている |
仮説 | ・2/14は「チョコレートを贈る日」から、新しい消費行動へと進化しているのでは ・お歳暮では大げさ、コロナ禍で食事を奢るのも難しい等々・・・感謝を表したい人へのちょっとしたプレゼントとして、相手の性別や年齢を問わずに渡せるバレンタインはちょうどいい機会になるのではないか ・バレンタインにもSDGsが定着。選択と集中が進み無駄のない消費行動が増えるのでは |
提案方法 | サステナブル消費 |
注目商材 | フェアトレード商品 |
宣伝販促 | 感謝チョコ訴求、通年チャンスあり |
一言コメント | 日本ではバレンタインはチョコレートを贈る日となっていますが、これは日本発祥の文化です。元々、百貨店やお菓子メーカー等が仕掛けた宣伝などもあり、ここまで大きな市場に育っていきました。現在はコロナ禍の影響もあり、バレンタイン市場も縮小傾向になっていますが、SNS等のトレンドを見てみれば上位で、新たな消費が生まれています。一方のチョコレートは近年のイベントごとに発生する廃棄物問題もあり、時期の近い恵方巻と注目されがちです。今後は無駄 のない消費行動に繋がる訴求が求められるのではないでしょうか。 |
小暮 豊
大手スーパーやCVSで商品部の責任者など歴任。
現在、NPO理事、メーカー顧問等
10年前より支出金額は高いが、2018年から連続して減少している
高価格チョコレートの定着化は失敗?30代は2018年に跳ね上がるが2年で元の水準へ
1世帯当たりの支出金額は、現在はどの世代も1000円前後
バレンタインは「チョコを買う日」からコト・トキ消費へ進化
新たなトキ消費が生まれ、違う世界へ広がりを見せる
もう「義理」は古い!みんなに「感謝」を伝えよう
「感謝チョコ」は突出して検索数が高い
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