レポート掲載内容
・食品全体の支出の現状①支出金額5年前比較 ②総支出中の構成比
・「魚介類」まぐろ・さけ・かつお・さしみ盛合わせ・魚介の缶詰①支出金額5年前比較 ②食品支出中の構成比(魚介類全体)
・(1)まぐろの現状 ①支出金額5年前比較
・(1)まぐろの現状 ②食品支出中の構成比 ③各項目世代別順位比較
・(2)さけの現状 ①支出金額5年前比較
・(2)さけの現状 ②食品支出中の構成比 ③各項目世代別順位比較
・(3)かつおの現状 ①支出金額5年前比較
・(3)かつおの現状 ②食品支出中構成比 ③世代別順位比較
・(4)さしみ盛合わせの現状 ①支出金額5年前比較
・(4)さしみ盛合わせの現状 ②食品支出中の構成比③各項目世代別順位比較
・購入数量でみる鮮魚(まぐろ・さけ・かつお・さしみ)の現状
・(5)魚介の缶詰の現状 ①支出金額5年前比較
・(5)魚介の缶詰の現状 ②食品支出中の構成比 ③各項目世代別順位比較
・魚介類における成長市場:缶詰 後退市場:さしみ
・鮮魚不調の背景 ①生産量の減少
・鮮魚不調の背景 ②価格上昇
・鮮魚不調の背景 ③扱いにくさ(日持ちしない・冷凍保存に不向き)
・鮮魚回復のヒント ①冷凍
・鮮魚回復のヒント ②調理しやすさの訴求
事実 | ・魚介類は、魚種による明暗がくっきりまぐろ、さしみが不調 さけ、かつお、魚介缶詰は好調 ・若い世代は支出金額が微増。40代以上は全世代で、支出金額が減少 ・好調不調に関わらず、全ての品種の支出金額が「若い世代<シニア世代」になっている点は、他のカテゴリーでは見られない特徴 ・肉は加工肉よりも生鮮肉の方が好調だが、魚介は逆に鮮魚が不調 |
仮説 | ・まぐろの価格高騰に伴い、比較的手が出しやすいサケ、カツオに消費がシフトしているのではないか ・ローリングストックの意識定着やアレンジレシピがネット上に多いことなどから缶詰の消費が増えているのではないか →保存のしにくさで敬遠されていることが伺える →生鮮商品も「漬け」等の保存レシピの紹介や「何日間保存可能~」等があれば購入しやすくなるのではないか →栄養がある食品としての売り出し方は、栄養食品過多の現代では難しいのではないか ・コロナ禍を経て自宅で調理する機会が増えているため、初めてでもトライしやすい魚料理があれば消費の増加に繋がるのではないか |
提案方法 | おうちでもお魚を |
注目商材 | 魚介缶詰 |
宣伝販促 | 缶詰は忙しいときのもう一品 |
一言コメント |
6月は魚介をヨミトル!老若男女問わず愛される魚介類ですが、まぐろ、さしみが不調。さけ、かつお、魚介缶詰は好調のようです。肉は加工肉よりも生鮮肉の方が好調でしたが、魚介は逆に鮮魚が不調となっており、比較的手ごろな魚介商品が人気になっているようです。 |
小暮 豊
大手スーパーやCVSで商品部の責任者など歴任。
現在、NPO理事、メーカー顧問等
食品全体の支出の現状 ①支出金額5年前比較 ②総支出中の構成比
世代別食品への支出金額は、70歳以上を除く全ての世代で増加傾向
①支出金額5年前比較 ②食品支出中の構成比(魚介類全体)
支出金額が若い世代は支出金額が微増、40代以上は全世代で支出金額が減少
鮮魚不調の背景 ①生産量の減少
どの魚種も年々生産量が減少している
鮮魚不調の背景 ②価格上昇
鮮魚不調の背景 ③扱いにくさ(日持ちしない・冷凍保存に不向き)
賞味期限が短く、購入した後で冷凍保存しにくいものは購入頻度が低下
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